サービス一覧

森林計測

その資源、次の未来へ繋ぐために

 

ドローン空撮



オープンデータやドローンの空撮画像などから、林班境界の判定や計測対象となる林分の選定を行います。

 

森林内計測



胸高直径や材積など、資源価値分析するうえでより高精度データ必要地点および地域では、地上据置型、地上移動型3Dレーザースキャナーいて森林内部計測います

 据置型では移動型よりも時間はかかりますが、マーカーばれるターゲット球GNSS等座標取得いることによりもっとも精度データを得ることが可能です
 移動型の場合は、地上計測におけるさがなによりもの利点になります。単純なコスト比の話とはなりませんが、従来の毎木調査のおよそ30分1ほどの功程全計測実施できます

実際のバックパック型3Dレーザースキャナーでの計測風景

スキャナーで計測した実際の3Dデータモデル

AIによる自動分析


計測したデータをAIの自動分析にかけ、各種数値を算出します。胸高直径・樹高・材積・矢高などに加え、等高線などの情報も得られます。
 分析したデータからは必要となるデータだけを抽出し、また付帯させる数値やコメントを入力し、業務に活用するうえで適した形へと整えていきます。

 

データの活用方法


材積値を集計して森林資源の価値を算出するのはもちろんのこと、実際の地図座標へと座標点の落とし込みを行い、樹木の一本一本に対応した保育管理用データとしてもご活用いただけます。
 またドローン空撮で取得したオルソ画像や、地上型3Dレーザースキャナーで得られた点群データを転用することで、森林整備事業における申請・検査の資料として、あるいは事業説明時の直感的な資料としてもお使いいただけます。

2020年12月14日

プラント計測

三次元計測からCADモデル、施工図作成まで

 

リモートセンシング技術を用いた計測


 弊社が導入しているリモートセンシング(遠隔探査)技術を用いた計測では、その言葉が示す通り計測対象物に触れる必要がありません。この利点は、計測対象物が高温の場合には冷却時間を省き、高所であれば足場の設置数を減らすなど、それらに伴う労力とコストを削減すると同時に、安全性の確保向上が見込まれることにあります。

 また弊社が主軸としている地上据置型3Dレーザースキャナー「RTC360」による計測では、最大で130メートルの計測が可能なミドルレンジタイプでありながら、計測データにRGB情報を付帯させるための全天球HDR撮影を行った場合においても2min/1scanの高速計測が可能です。

 これは計測区域の危険性を考慮し、稼働させている設備の運転を止める必要がある際、その時間が最小限に抑えられることを意味します。  


計測データからの3Dモデルの作成


 3Dレーザースキャナーで計測したデータは合成処理が施され、パソコン上で実際の景色と同じように3D空間として構築されます。

 構築されたデータはそのままでも距離の計測等を行うことは可能ですが、より実用的で高精度な形にするため、配管や型鋼などそれぞれに対して適したCADを用いて3Dモデルを作成します。また増改築や改修をする上で、新たに製作する部材の作りやすさを考慮したモデリングや、現況のままのモデリングなど、用途に応じた作成が可能です。
 計測データ(現況)と作成モデル(施工予定)を照らし合わせることにより、この段階で設計に無理がないかの干渉チェックも行えます。


3Dモデルからの図面化


 作成した3Dモデルから図面を起こすことにより、例えば平面図や立面図、断面図等の意匠図を一枚ずつ書き上げる必要がなくなります。往々にして設計変更とは起こるものですが、その場合にも3Dモデルの修正を行うだけでよく、図面一枚一枚に加筆修正する必要がありません。
 また3Dモデルの作成手法にもよりますが、規格情報を持たせたモデルであれば詳細図や軸組図、施工図の作成等においても、従来に比べてより低コストでの作成が可能になります。

2020年12月14日